近年、食生活をめぐる環境の変化に伴い、我が国の食生活は危機的な状況にある。このため地域や社会を挙げた食育の重要性が認識されつつあるが、まだまだ栄養摂取の面に重きがおかれる事が多い。しかし食育を語る上で栄養摂取と同様に重要なのが、食物を体内に取り込むプロセスの第一歩となる摂食嚥下機能や健康な口腔への理解である。
そこで、口腔内における生活習慣病の予防、高齢者の口腔環境の改善など、生涯にわたって国民の口腔を健全に保ち全身の健康確保につなげる事が必要である。
国民の口腔および全身の健康において歯科分野が果たす役割は、単なる治療にとどまらず「よい歯と食育」を総合的に研究し、一般に普及していく活動が必要不可欠である。そこで、これらの活動に積極的に取り組むため、「よい歯と食育推進委員会」をここに設立する。